3年前では考えられなかった求人の選択肢
ここ数年WEBの業界で、週三日常駐・完全リモート・週2日常駐/他リモート、など働く時間の選択肢がとても増えた気がします。
前職を辞めたとき、リモートの枠を扱えるプラットフォームがまだ少なかったです。
働きたい環境で働けるようになればいい
下記、を抜粋掲載した方が書いたツイートです。なんと35,048リツイート!(2016/1/30現在)
厚切りジェイソンことジェイソン・ダニエルソンさんから日本企業へのメッセージ。特に最後のところはかなり辛辣だけど正論。(週刊東洋経済・新春合併特大号より) pic.twitter.com/FJbqldpN9G
— みにゃたろっく (@Tarominyax) 2015, 12月 25
保育園と小学生の子どもより早く出勤
私は3年位前まで通勤に片道一時間半かけて通っていました。
途中から母が同居になり、そのあたりは核家族よりはるかに助かりましたが、働かなければならない状況だったのと、自分のスキルが活かせる会社が都内に多く…かなり無理をしていました。
2人目の出産後ということもあり、子育てを言い訳に仕事をあきらめることとなると、きっと子ども達的にもいい影響はないはず…とチャンスがあるならと意地になっていたフシもあると思います。
見事に体を壊し、途中週5を週4に減らすなどしてました。
その節は大変ご迷惑おかけしました…。
残業があまりできないのが企業側にはハイリスク
WEBの業界では、突発的に変更が入ったり急な方向転換が入ることが多い仕事です。
なのでそこをつつかれると弱いので、その分を補えるよう、睡眠時間を削り休日は必至になって勉強して、全てのことを仕事にあてていました。
出来る残業はもちろん受けていました。
私生活は子どもたちのイベントもあり大忙しでしたが、自分の携わったコンテンツが売り上げが伸びたり、他の仕事にもどんどん参加させてもらえるようになりモチベーションはかなり高かったと思います。
評価されない苦しみ
立ち回りも上手いほうではなく、効率を最優先に考えるので、コミュニケーションをうまく取れない、という事もかなりあったと思います。
さらに正社員ではない派遣ということも当然あったと思います。
しかし、売り上げ伸びているけど自分が納得できる評価が反映されることはなく…、職場を変えたりしてみたものの、納得できず。
増える仕事内容と重責。それに伴う承認欲求?と胃痛。
特に人には不満がなかったので『え?契約切られたわけではないのに辞めるの?!』って感じだったと思います。
仕事探すの大変ですから…。
それから丁度3年位前に『ここにいたらグチっぽくなる、体壊しそうだし、仕事がキライになる。もう辞めよう!』と思いきって、派遣自体を辞めました。
ただやってみたいこと、やりたい仕事は山ほどあり、
『地元で探そう。それでも無理だったら一人でやってみよう!』と考え、半ば追い詰められた状態でフリーランスになりました。
それぞれ立場や環境が違う
働く理由や環境は人それぞれ違い、また立場は平等ではありません。
厚切りジェイソンさんの様に、声を上げて発言してくれる人はいませんでした。
リモートは通勤が楽だから勝組み!とかそういうことではなく、働き方の多様化を評価に反映してもいいのではないかと思います。
これをを読んで『いやいや…あんときYOU実力不足だわ!』って方もいると思うので食事しながら思い出話を酒の肴にゆっくり話ましょう(笑)
その通りだと思いますし、今も手探りです。
今考えたら会社に期待しすぎだよ、という感じですが当時は必死でわからなかったです。
結局私の場合は納得できる位置がリモートだったわけですが、これがもっと普及すれば辛い思いをする人は確実に減ると思います。
リモートワークをやってみて
現在はWEBに関するリモートワークをやっています。
定期的に仕事期間の評価をフィードバックしてくれる大変ありがたいシステムで、はじめて売り上げとして上がった時、すすり泣きました。
またWEB以外にも企画や撮影など全体的に関わらせていただくことが増え仕事が楽しいです。
通勤でヘトヘトになっていた往復3時間は勉強・子育て・健康管理の時間になり、毎日朝起きるのが楽しみになりました。心が健康になるとモチベーションはさらに上がります。
これからのこと
今もずっと考えています。もっと楽しくするにはどうしよう?次はコレを勉強しよう、次の方向性はなんだろう、どうやって動いたらいいのか。
なんの経歴もない状態で私のことを信じて、チャンスを与えてくれた人に10年越しでやっと役にたてるようになりました。
twitterで6年前位から子育しながら奮闘する同業種のお母さんたちを見ています。
歳が変わらないのに、とても勉強し経営者となり、自分の理想を叶えようと奮闘している人がいます。
また都内で働いていた頃の仲間で、もう一度一緒に働きたい人がいます。
最初は自分だけで精一杯でしたが、近い将来一緒に働けるような方向性で動いていけたらと思います。
通勤でも在宅でも、それぞれの立場で仕事ってもっと楽しんでいこう!と思いました。
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